今年のJapan Weeksは9月25日から10月6日まで開催されました。このイベントの開催目的は、海外の投資家や資産運用会社等を集中的に日本に招致し、国際金融センターの実現に向けた日本政府の関連施策や、日本の金融資本市場としての魅力等を情報発信することでした。サステナブルファイナンス、貯蓄から投資への促進、資産運用立国等に関する各種イベントが、関係者と協力しつつ実施されました。また、このイベントには米国の大手証券会社エドワード・ジョーンズのシニアストラテジストである高橋晋弥氏も出席されました。
高橋晋弥氏は講演の中で、「貯蓄から投資へ」という日本政府のスローガンを推進していく上で最も重要なことは、大人が意欲的に投資を行えるような構造改革であると指摘しました。
「投資を行うにはまず、投資に必要な資金があることが前提である。しかし、今の日本の平均年収の推移では投資に回す余裕資金が生まれにくい。これでは積極的に投資を行なうことに対する現実味が薄く、学ぶ意欲も高まらない。大人が学ばなければ、子供も学ばない。これが今の日本の現状である。」と今の日本の現状を鋭い視点からお話されました。
さらには、「学ぶ環境を日本全体で整えることから始めることが重要。他責ではなく、自責で物事に取り組まなければいけない。まずはその一歩を日本政府と一緒に取り組んでいきたい。」「日本の金融教育における学ぶ環境を整えることにエドワード・ジョーンズ社は、社を挙げて全力で協力する」と述べ、今後の日本への支援、事業拡大の意思を示しました。
会社名:エドワード・ジョーンズ・インベストメンツ(Edward Jones Investments)
設立:1922年
創設者 : エドワード・D・ジョーンズ
本社所在地 : 12555 Manchester Road Saint Louis, MO 63131 United States
日本支社:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー43階
公式サイトです: https://www.edwardjonesfx.com